小技ブログ

パナソニックの独自部材『テクノビーム』強さの秘密

当社が採用している『テクノストラクチャー』工法がおかげさまでグループ累計7万棟を達成いたしました。
それに伴いまして、どのような工法なのかをご紹介していきたいと思います。


木の強度は縦の力には強く、横の力には強くない『テクノビーム』強さの秘密

木には生育してきた縦向きの力には強く、横向きの力には弱いといった特性をもっています。
なので、柱のように木をを縦向きに使う場合は十分な強度が期待できます。
しかし、梁のように横向きに使う場合は、強度が不足しがちになるといった弱点があります。


パナソニックが独自開発した木と鉄の複合梁『テクノビーム』

テクノストラクチャー工法では、木の弱点を鉄の強さで補強したオリジナル部材『テクノビーム』を使用。
通常の木の梁と比べると「たわみ」が少ないので、長い年月が経過した後も、梁の「たわみ」からくる骨組み全体のゆがみがおさえられます。
さらに地震などの一時的にかかる大きな力に強いのも安心のポイントです。


同じ長さの木製梁と『テクノビーム』に約3.2トンの荷重を加えた実験では図のように、たわみ量が経年変化します。
新築時から30年後の『テクノビーム』のたわみ量は木製梁の1/4以下と、高い耐久性を示しました。


接合金具にも徹底したこだわり

建物を強くするには、部材そのものだけでなく、部材どうしのつなぎ合わせ方、つまり接合も重要です。
一般的な木造住宅では、木材を切り欠いて部材を接合しますが、接合部の木材が部分的に細くなり、その箇所が地震等で割れて建物の倒壊を招く例が見られます。
『テクノストラクチャー』では木材の切り欠きをできるだけ減らし、木の力を引き出す金具接合仕様を採用。
強度のバラツキをなくし、接合部での安定した高強度を実現しています。


引き抜き強度もしっかりと対策

地震や風により建物が揺れると、建物上部の揺れに引っ張られて、柱が引き抜かれるような力がかかります。
そのような場合に備え、テクノストラクチャーでは、柱の引き抜き強度を高めています。